自分のオーディオ履歴


 私がこのアンプに出会ったのは、昭和56年頃だったと思います。当時、中学生だった私は、オーディオに夢中の少年でした。
 当時は学生でしたから、当然のことながら高級オーディオには手が出ません。自宅では、アンプは電器店より不良のテレビ
をもらって、そこからから剥ぎ取った部品を使用した自作のアンプを使用していました。
 出力トランジスタは、テレビの安定化電源回路のトランジスタを使用(とてもオーディオに使用できる特性ではなかった?)し、トランス
は白黒テレビの電源トランス流用、基板はベニア板を切ってキリで穴をあけ、配線はテレビの内部配線の芯線を使用して各素子を接続
するといった具合で、今考えると、どうしようもないガラクタアンプでした。でも当時は、ラジカセ(SONY往年の名ラジカセCF−1980V)
からコンポに昇格した頃で、大きな音が出るだけで満足していたように記憶しています。
 スピーカは、DIATONE DS−33D(2WAY)、チューナーはPIONEERのF−500、デッキはVictorのKD−A55、アンプは自作
アナログプレーヤーはVictorのQL−F5(ローコスト)と付属のZ1−Sカートリッジ、といったラインナップで、主に歌謡曲(今でいうJ−
POP)、ポピュラーを聞いていました。

 ある日、親戚のおじさんが自宅に来て、自分の部屋を見た瞬間から、このおじさんとオーディオを通じてのお付き合いが始まりました
 おじさんは、高級オーディオを揃えておられて、音を聞かせて頂いたときは、非常に感激したことを覚えています。
 このときに使用していたのが、このTechnics A3です。システムの構成は、プレーヤーがマイクロの777、アームがAUDIOCRAFT
AC−3000Limited、カートリッジはDENONのDL−1000A、スピーカがEXCLUSIVE 3401−WでAMPは前述のSU−A4、
SE−A3です。自分にはとても手が出るようなシステムではありません。このとき、将来必ずこのAMPを手に入れようと目標を立てた
次第です。
 
その後

 就職後、秋葉原でこのA3を中古市場で見つけましたが、まだ当時は15万円程度の値がついており、安月給のサラリーマンには
手が出ません。うらやましく眺めてばかりでした。
 ある日、田舎に帰省したとき、地元のオーディオ店でA3の姉妹機であるA5が破格値(4万円程度?)で売られていました。
その頃使用していたSANSUIのAU−D607GEXTRAを売って、このA5に飛びついてしまいました。
 購入後、早速、音出しをしました。力強い音には満足したのですが、パワーメーターの動きが非常に鈍いことに気づき、がっかり
しました。(A5のメーターはほんとうに応答が鈍いのです。)早速、メーター回路等を改良したりしましたが、A3のような動きには
なりません。(後でわかりましたが動作の鈍い原因はメーター本体でした。)
 
とうとうSE−A3入手したが。。

 大阪に転勤になり、日本橋の中古オーディオ店でSE−A3、A4に再会しました。値段は10万円でしたが、値切って9万円で入手
しました。
 しかし、このアンプには泣かされました。中古品でしたので仕方ありませんが、使用中にスピーカーから大音響とともに内部10A
ヒューズ断線。パワーTR全滅とスピーカーのスコーカー断線。(涙) このときテクニカルサービスでパワートランジスタ取り寄せ交換。
(はじめは、パワーTR(OD−503A)は生産中止で手に入りませんとのことでしたが、半導体事業部に在庫あることが判り、8個購入)
 トランジスター破損の原因は、ドライバー基板とパワー段の基板をつなぐコネクター部のはんだ割れにより、異常バイアスが掛かった
ことが原因でした。その後、このアンプは息を吹き返し絶好調となりました。音質もトランジスタ交換で大きく変化(もちろん良くなった)
しました。


EXCLUSIVE 3401入手

 次に3401との再会です。日本橋中古店で、3401が2本で15万で売られており、さっそく飛びつきました。これでアンプとスピーカー
は、当時おじさんの使用していたシステムに近づきました。しかし、出てきた音を聞いて唖然としました。昔聞いた音とはかけ離れて
異常な音に聞こえました。このスピーカとの出会いで、オーディオの道にさらに深入りしていくことになります。

 model3401−wです。上には、自作の箱を作り、TL-1601入れて
バーティカルtwinにしていました。

















マルチシステムへ発展したが。。

 3401には、マルチアンプシステム対応のネットワーク(EN−907)搭載されています。中古市場でSONYのチャンデバTA−D88
入手し、マルチアンプへ発展しました。アンプは勿論、TechnicsA3です。中古でSE−A3(6万)とSE−A3供複隠綱)を新たに購入
マルチアンプシステム完成しました。
 マルチをされた方は、経験されていると思いますが、マルチ発展後はチャンデバのレベル調整と各ユニットの位相変更に明け暮れる
毎日が続きました。電気料金も、ハイパワーアンプ3台使用で、跳ね上がります。だんだんオーディオに嫌気がさしてきます。結局
マルチアンプシステムは断念してしまいました。

転勤で、オーディオにも転機が。。

 転勤でマンション住まいとなり、オーディオからしばらく離れることになります。マンションでは、このような大型スピーカーは、近所迷惑
となります。特に、低音は階下や隣に漏れてしまいます。スピーカに配線されることなくオーディオ暦に5年のブランクが出来ました。
 転勤先は地方なので、仕事も運転免許がないと成立しません。運転免許を習得してからは、自動車にはまることになります。
(車ページ参照)

オーディオ再燃

 転職をきっかけに、念願の1戸立てマイホーム(中古)を購入。これに伴い、休業中のオーディオが再燃することになります。購入した
中古住宅はリビングが防音対策されており、夜間でも大きな音量で音楽を聴くことが出来るようになりました。部屋も広く、3401では
物足りなくなり、また3401特有?の中域でのピークが異様に耳につくようになりました。床にタイルカーペット敷いて多少よくなった
感じですが、やはり満足出来ません。

Model2401twinの購入

 3401の限界を感じたのと、BSデジタル放送の開始に伴い、ホームシアターへのシステム変更を検討開始しました。スピーカー
構成については、3401をリアに引退させ、フロントに念願の2401twin(ダブルウーハ)をもってくる構想を立てました。早速、購入
を決断し、メーカーに注文したところ、なんと、2401twinはほんの数ヶ月前で生産中止したとの回答が帰ってきました。これには
大ショックです。とりあえず、50インチプラズマディスプレーとデジタルプリ(C−AX10)、DVDプレーヤー購入し、スピーカは在庫を
全国、探して頂くことに。。。
 数ヶ月後、販売店より、あるオーディオ店に展示品があるとの情報を得て購入に向かいましたが、残念ながらその店は廃業。。。
結局、ホームページで、関東のオーディオショップで中古品を見つけ購入することになりました。これはかなりの美品でした。ただし
輸送費については、ピアノ運送業者を使い14万も掛かってしまいましたが。。


 上に乗っているのは、リボンツイーターPT−R9。C-AX10のデジタル
チャンデバの機能で搭載しましたが、すぐにやめてしまいました。

*以前、マルチで挫折した教訓が生かされていません(涙) 

 現在は、C−AX10のデジタルチャンデバ機能を使い、BTL接続で
使用。300W+300WのBTL接続(4Ω)ですからパワーは????
 でも、電流リミッターの関係で、そんなに大出力にはならないことは
理解しています。

 でも低域は、とても力強くなりました。炸裂するといった感じです。
TAD特有のスピード感ある(軽い?)低域です。

ホームシアターの完成

 ようやく念願のホームシアター完成です。アンプは、デジタルプリがC−AX10、パワーはフロントにSE−A3兇鬘佳罅複贈圍明楝魁
SE−A3兇裡餌罎蓮▲ークションでジャンク品を購入し、復活させた(パワーTR16個交換と、後で述べる改良を実施した)物です。
リアにSE−A3、SPがフロント2401twin、リアが3401-Wと贅沢な構成となりました。(4.0サラウンド構成?)。音質重視の私は
センターSPやサブウーハーを置く気にはなりません。実際、現システムで十分満足しています。

 
 2019年、85インチ4Kテレビ導入に伴い大幅なレイアウト変更です。

 プリアンプはC−AX10がご老体ですが、幾度の故障/整備を繰返し延命中。
メインのスピーカー2401twinは、ウーハー(TLー1601a)と高域ドライバー
(TDー4001)の振動板位置が大きく違う為、タイムアライメント機能で
ウーハー帯域に遅延を掛け、位相を合せます。

 C−AX10には説明書に2401twinのパラメーターが明記されており
簡単にセッティング出来ます。

 パワーアンプ(SE−A3、SE−A3MK2 BTLアダプター内蔵機)は、各スピーカーユニット1台に1つ、BTL(モノラルモード)で使用しています。

 一度、タイムアライメントを取った音を聴いてしまいますと、もう元の音には戻れません。

 内蔵のLCネットワークも、当時としては非常に優れた性能を持っておりましたが、デジタル技術の登場で3次元での理想
駆動が可能になりました。

 ホーンの老舗メーカーALTECなどは、以前から物理的にユニットの位置を設計し、位相を合せていました。ALTECの
スピーカーはLCネットワークでも優れたパフォーマンスを実現していましたね。

 現在、C−AX10の様なデジタルプリは存在しない為、システム更新にはプリとデジタルチャンデバを組み合わせなければ
実現しません。もう少しC−AX10に頑張ってもらいましょう。

- 修理作業場の試聴システム-

 まだ、EXCLUSIVE3401wダブルウーハー仕様が活躍しています。

 このスピーカーは修理後の試聴確認で活躍します。計測器では判らない
部分も、よく表現してくれます。SANSUIが最後まで使用し続けたMOS
FET(2SJ115・2SK405)の重要性も、このシステムではっきり判ります。
 以前、個人所有の2103MOS(写真下部のアンプ)を試験的に代替MOS
(2SJ200・2SK1529)に替えた所、音質劣化が酷くバイポーラーアンプに
負けてしまいました。計測器では現れない部分ですので、修理後の試聴は
本格システムで行うことが、とても大切だと実感しました。




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