TEAC オープンリールデッキ Xー10R 修理の様子

故障内容

 動作せず。リバース側テープ走行不良。

原因


 メカ部グリス固着。ロジック基板故障。

処置

 メカ分解修理。ロジック基板修理。テープパス調整。

修理期間

 2020年9月30日〜10月2日


 メカ部の分解修理。



















 ロジック基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 リール回転検知基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 キャプスタンモーター基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 プッシュスイッチの分解修理。



















 







































 ボリュームの洗浄修理。



















 リバース切替スイッチの分解修理。



























































 修理の終了したスイッチ取付けと、半田の修正。



















 端子台基板の半田修正。



















 交換部品です。



















 試聴して完成です。

 テープがガイドから外れ、ワカメ状に痛む現象が出ていましたので、テープパスを再調整。
正/逆共にドロップアウトも解消され安定しました。(過去にパスを調整した痕跡あり)

 薄いテープを真っすぐ走行させるには、各部の調整ノウハウを熟知していませんと
難しいと思います。(自動車のホイールアライメントと基本的な考え方は同じです。)






 修理完了です。

 

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