SONY TA−F6B 修理の様子
故障内容
メーター表示不良、音途切れる。
原因
コンデンサー他劣化。
処置
オーバーホール作業
修理期間
3/9〜3/17
電源部のコンデンサー交換。
パワーアンプ基板の取り外し。
パワーアンプ段のコンデンサー、リレー交換。
フラットアンプ部とPHONO基板の取り外し。
バランスVRは取り外して接点洗浄。
フラットアンプ部のコンデンサー交換。
半田もすべてやり直し。
PHONO基板の分解。
半田の全修正とコンデンサー交換。
高級4連ボリュームが使用されています。
メーター基板も半田劣化が進んでいます。
コンデンサー交換と半田の修正。
フラットアンプ基板を取付けます。
PHONO基板を取付けます。
過去の修理形跡で、109℃温度ヒューズは飛んでいましたが、交換せず
ジャンパーしています。
このような修理は大変危険です。今度、故障した時は火災になります。
ジャンパーを外し、新しい109℃の温度ヒューズに交換します。
メーター修理を残して部品交換が終了しました。
メーターは、メカニカルロックして振れません。
R側メーター部の分解修理中。精密時計同様、非常に神経を使いました。
L側も同様に修理。
フロントパネル取付け、メーター公正中。
交換部品です。
R側の歪み波形。
L側の歪み波形です。低歪みです。
パルス電源の特徴が、このアンプにもよく出ています。
修理完了です。
修理実績トップへ |