SM−9 No.2修理の様子
故障内容
火災に巻き込まれた。プロテクションが解除しない。
原因
ヒューズ抵抗断線。トランジスターコンデンサー不良。
処置
抵抗交換。トランジスターコンデンサー交換。メーター照明交換。
修理期間
2/15〜2/15
内部はススで真っ黒です。
Lチャンネルの基板洗浄後の状態。少し綺麗になりました。
コンデンサー、抵抗、トランジスター交換し、半田はすべて修正。
パワートランジスタは表面が錆びている状態ですが、測定したら
特性は劣化していませんので、このまま使用します。
部品交換後のLチャンネルパワーモジュール。
Rチャンネルも基板洗浄。同様に部品交換。
洗浄したので、フラックスも綺麗に取れています。再半田して自然に
フラックスを乗せます。
Rチャンネルの修理も完了です。
プロテクト基板の様子。こちらもススで真っ黒です。
清掃後、コンデンサー交換と半田修正。
部品交換が終了しました。
交換部品。
測定に入ります。災難を乗り越えたアンプ、無事に蘇生しました。
Rチャンネルの波形です。
こちらはLチャンネルです。
メーターの公正中です。
火災で煙に巻かれたアンプも、みごとに生き返りました。なんと素敵な
音質でしょうか。本当に良かった!
これからも、永く活躍してほしいですね。
修理完了です。
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