Technics アナログプレーヤー SL−1300 修理の様子

故障内容

 オート動作異常。片ch音出ない。

原因


 部品劣化、メカ部グリス固着、接点接触不良、アーム内ケーブル断線。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 2022年2月3日〜6日


 オート機構部はグリスが固着して正常動作しない為、分解清掃して新しい
グリスを塗布し組み上げます。


















 古いグリスを綺麗に除去。



















 回転数調整ボリュームの洗浄修理。



















 DDモーター基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 片ch音出ない原因はピンコード断線と思っておりましたが、導通試験で
原因はアーム内部のケーブル断線と判明。大仕事になりました。

 銅線が経年劣化で硬化し、軸受け付近で折れる様に切れています。

 新しいケーブルに全て交換します。














 元通りに組み上げます。完成度の高い製品ですね。



















 交換部品です。



















 試聴して完成です。オート機構も正常に動作するようになりました。












 修理完了です。

 

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