Technics レシーバー SA−5500 修理の様子

故障内容

 整備のご依頼。

原因


 部品劣化、接点接触不良。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 2021年2月16日〜28日


 ボリューム関係は洗浄修理します。



















 トーン基板の部品交換と、修理の終了したボリューム取り付け。



















 半田の修正。



















 トグルスイッチは全て分解修理します。







































 劣化部品の交換。



















 半田の修正。



















 SGでの調整が規定値に入りません。原因はフロントエンドのバリコン不良。

 部品は当然ながら入手不能ですので、バリコンの分解修理。

















 錆びついて導通不能になった部分を、分解して磨きます。



















 修理の終了したバリコン取り付け、組み上げます。



















 分解修理の結果は良好です。SGにて各部の調整。アナログチューナーは経年変化で
調整がズレます。

 フロントエンド以外の箇所は、ズレが少なく優秀です。

 調整で感度も飛躍的に向上しました。














 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。

















 Lチャンネルです。



















 試聴して完成です。












 修理完了です。

 

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