PRA−6000 修理の様子

故障内容

 
音途切れ、音質劣化。

原因

 
 コンデンサー劣化。半田不良多数。
 
処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 5/25〜6/13


 PRA-2000と違い、ガラスエポキシ基板使用。コンデンサーは大量に
投入して音質改善を図っています。

 電解コンデンサーはすべて熱で劣化しています。
















 フラットアンプ部も、多くのコンデンサー投入しています。



















 電解コンデンサー交換。今回はオーナー様のご要望でニチコンの
ファインゴールドコンデンサーへ交換。(一部に一般品とミューズ有り)

 半田もすべて修正。
















 電源回路のコンデンサー交換。



















 半田もすべて修正します。



















 MCアンプのコンデンサー交換。



















 半田もすべて修正。



















 スライドSWは分解して清掃します。



















 フラットアンプのコンデンサー交換。



















 半田もすべて修正します。



















 トーン基板とロジック回路の修理に入ります。



















 ロジック基板のコンデンサー交換と半田修正。



















 ロジック基板のコンデンサー交換。



















 半田の修正。



















 トーン基板の半田修正。



















 入出力基板の半田修正。RCA端子は今回、構造上交換が難しい為
きれいにクリーニングして再使用します。端子はガタもなく良好です。


















 ACインレット取付け。



















 すべての部品交換が終了しました。



















 下からの写真です。ハーネスも元通り綺麗に束線します。



















 交換部品です。大量のコンデンサーが投入されています。



















 測定に入ります。Rチャンネルです。非常に優れた特性です。



















 Lチャンネルです。無歪みです。



















 完成しました。暫くエージングします。



















 アナログレコードの試聴です。非常に優れた音質です。
 

















 修理完了です。

 


トップ アイコン
修理実績トップへ

ライン