POA−3000 No.6修理の様子

故障内容

 
オークションで整備品を購入したが、発熱が凄く使用中にプロテクション作動、発煙した。

原因

 
 過去の修理ミス。
 
処置

 オーバーホール修理。 
 
修理期間

 11/7〜11/8)


 電源・メーター基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 パワー部(R)の部品交換。プリドライブのトランジスターは全滅状態。



















 過去の修理状態が悪く、各所にパターン剥がれあり。剥がれた部分の
修復と半田修正。


















 パワートランジスターは交換されていますが、破損の根本原因を取り除
かなかった為、高価なトランジスターは全滅。

 又、絶縁マイカは規格外の物が使用されています。

 *素人整備品はこのように適当な修理がされている粗悪品が多いため
要注意。













 正規の絶縁マイカを使用し、新しいパワートランジスター取り付けます。



















 パワー部(R)の部品交換終了。



















 パワー部(L)も同様に部品交換。こちらもプリドライブのトランジスターは
全滅。


















 剥がれたパターンの修復と半田全修正。



















 こちらは相当の高熱にさらされていた様で、放熱器とパワートランジスター
変色しています。

 又、放熱器の加工に何度も失敗したのか、無数の穴が空いています。
















 正規のマイカを使用し、新しいトランジスターに交換。



















 パワー部(L)の部品交換終了。



















 電源・プロテクトリレー交換。



















 半田の全修正。



















 入力ATTは、分解可能な高級品が使用されています。

 抵抗体とブラシを綺麗にクリーニングします。

















 フロントパネルの分解クリーニング。



















 すべての部品交換が終了しました。



















 交換部品です。



















 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。ほとんど無歪み。

















 Lチャンネルです。



















 エージングに入ります。



















 試聴中。


















 修理完了です。


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