ONKYO パワーアンプ M−508 No.11 修理の様子
故障内容
Rチャンネルノイズ。
原因
部品劣化、半田割れ、接点接触不良。
処置
オーバーホール修理。
修理期間
2025年9月7日〜12日
Rチャンネルは波形が完全に崩れています。
Lチャンネルも大きな歪みが観測出来ます。
パワー部終段基板の部品交換。
半田の修正。
電源・整流基板の半田修正。
ヒューズ基板の半田修正。
パワートランジスタ(R)の点検。劣化等は見られませんので
このまま使用します。
パワートランジスタ(L)の点検。こちらも劣化等は見られません。
プッシュスイッチは接点歪みが出ていますので、すべて分解修理します。
パワー部初段・メーター・保護回路基板の部品交換と、修理の終了した
スイッチ取付け。
半田の修正。
入力端子基板の半田修正。
スピーカー端子基板の半田修正。
メーター照明ランプ(R)の交換。
メーター照明ランプ(L)の交換。
インジケータランプ基板の半田修正。
メーターは汚れて曇りが見られるので、左右共にクリーニング。
アッテネーター(R)の分解修理。
アッテネーター(L)の分解修理。
修理の終了したアッテネータ取付けと、半田の修正。
ハーネスを綺麗に束線して完成です。
歪みの測定です。
Rチャンネルです。歪みも無くなり正常になりました。
Lチャンネルです。
プリアンプ(P−308)とペアで試聴し完成です。
修理完了です。
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