HMA-9500 No.4 修理の様子

故障内容

 音途切れ、整備のご依頼。

原因

 
 部品の劣化。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 1/5〜1/8


 コンデンサ劣化で寄生発振が起きています。

 試聴では、高域がキンキンした感じに聞こえます。

 発振はプロテクションが掛からないことが多く、ツイーター等を
焼損させるので、非常に厄介です。

 特にMOS−FETは、コンデンサ劣化による電源ラインのインピーダンス
上昇で、簡単に発振してしまいます。










 パワー部(L)の部品交換。



















 半田の修正。



















 パワー部(R)の部品交換。



















 半田の修正。



















 電源基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 電源SWの戻りが悪い為、分解修理。



















 交換部品です。



















 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。

















 Lチャンネルです。

 寄生発振も止まり正常になりました。

















 試聴して完成です。

 寄生発振が収まり、音質は飛躍的に向上致しました。
















 修理完了です。

 


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