YAMAHA B−6 修理の様子
故障内容
片チャンネルの歪み
原因
コンデンサー、トランジスター劣化。
処置
オーバーホール作業。
修理期間
3/1〜3/10
Rチャンネルの歪み波形です。
Lチャンネルは完全に歪んでいます。
ピラミッド型で大変ユニークな設計です。小型の中にも高性能な回路が
凝縮されています。
今回、オーバーホール作業で往年のサウンドを蘇らせます。
小型化のために初段回路は小型基板にモジュール化しています。
初段基板を外し、コンデンサーの交換を実施。
半田もすべて修正します。
部品交換の終了。
こちらの基板は、劣化がかなり進んでいます。
部品交換とはんだ修正実施。
メイン基板の半田全修正とコンデンサー、リレー、プリドライブTR交換。
部品交換の終わったメイン基板。
電源基板のコンデンサー交換と半田の修正。
交換部品。
Rチャンネルの歪み波形です。綺麗になりました。
Lチャンネルです。歪みも取れて正常になりました。
エージングして完成です。強力電源の成果で、非常に切れのよい
低音です。
修理完了です。
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