YAMAHA パワーアンプ B−2X No.6 修理の様子

故障内容

 Rチャンネル歪み。

原因


 部品劣化。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 2024年8月24日〜30日


 Rチャンネルは完全に歪んでいます。



















 Lチャンネルも歪んでいます。



















 底板を外すと危険な箇所を発見。底板とシャシー間で電源ラインの
線を噛みこんでいました。幸いショートはしていません。


















 ショート寸前でした。



















 コンデンサもパンク寸前状態です。



















 こちらはパンクして少し液漏れしています。



















 パワー部(R)の部品交換。



















 半田の修正。



















 パワー部(L)の部品交換。



















 半田の修正。



















 アッテネーターは洗浄修理します。



















 修理の終了したアッテネーター取付けと、半田の修正。



















 電源・保護回路基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 スピーカー端子は、リアパネルを加工してバナナ対応品に交換。



















 スピーカー切替スイッチ(A)の分解修理。



















 スピーカー切替スイッチ(B)の分解修理。



















 修理の終了したスイッチ取付けと、半田の修正。



















 イルミネーション基板の半田修正。



















 PROTECTIONランプ基板の半田修正。



















 部品交換が終了しました。



















 交換部品です。スピーカー端子はA−2000等と同形状ですが
B−2xの物は金メッキ品が使用されています。


















 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。歪み、ノイズも無くなり正常になりました。

















 Lチャンネルです。



















 試聴して完成です。歪みも無くなり、B−2x本来の優れた音質が蘇りました。












 修理完了です。

 

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