SANSUI パワーアンプ Bー2102 MOS VINTAGE 修理の様子

故障内容

 プロテクション解除せず。電源スイッチツマミ外れ。INLET化改造のご依頼。

原因


 部品劣化。接点接触不良。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 2020年5月18日〜20日


 パワー部(R)の部品交換と、半田の修正。

 MOS−FETはオリジナル(J115/K405)が付いています。中古市場には
このMOSが第3世代(J200/K1529)に替えられた素人修理品が出回っています。

 このアンプは、J115/K405が使用されている所に価値があるのですが
知識の無い方が修理すると、第三世代MOS等に交換され価値を失います。

 こちらでは、オリジナルMOSを交換するようなことは行いません。

 オーディオマニアの間では常識なのですが、なぜか改悪品が市場に増えています。









 パワー部(L)の部品交換と、半田の修正。



















 このアンプ唯一のウイークポイントであるセレクタースイッチは、分解し念入りに修理します。



















 プッシュスイッチの分解修理。







































 修理の終了したセレクタースイッチの取付けと、半田の修正。



















 修理の終了したスイッチ取付けと、半田の修正。



















 洗浄修理の終了したATT取付けと、半田の修正。



















 入力端子基板の半田修正。



















 R側スピーカー端子基板の半田修正。



















 保護回路基板の半田修正。



















 束線を綺麗に行います。



















 交換部品です。



















 歪みの測定です。Rチャンネルです。



















 Lチャンネルです。



















 試聴して完成です。旧MOSの良さが良く出ています。












 修理完了です。

 

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