SANSUI AU−X1111MOS VINTAGE 修理の様子
故障内容
オーバーホールのご依頼。
原因
コンデンサー他の劣化。
処置
オーバーホール修理。
修理期間
4/11〜5/19
分解して部品交換に入ります。外観は非常に綺麗ですが、内部は
半田割れ等、年式相応の劣化が見られます。
Rチャンネルパワー部の取り外し。
パワー段の部品交換。
半田の修正。
パワーMOS−FETは、音質重視の為、オリジナルと同じ
2SJ115/2SK405を使用します。
Rチャンネルの部品交換が終了しました。
Lチャンネルのパワー部も同様に部品交換します。
劣化部品の交換。
Lチャンネルの部品交換終了。
プロテクション基板の部品交換。
半田の修正。
電源基板の部品交換。
半田の修正。
スライドSWは分解清掃します。
PHONOイコライザー基板の部品交換。
半田の修正。
フラットアンプ部の部品交換。
半田の修正。
VR関係は取り外してから洗浄処理。
パワー入力VRも同様に洗浄処理。
スライドSWは分解清掃。
マスターVRも取り外してから洗浄処理。
ランプは消耗品なのですべて交換。
すべての部品交換が終了しました。
交換部品です。大量の高品質コンデンサーが使用されています。
歪みの測定に入ります。
Rチャンネルです。ノイズ成分以外の歪みはほとんど有りません。
Lチャンネルです。MOS−FETが新品なので非常に低歪みです。
エージング中。
試聴中。
旧MOS(2SJ115・K405)の特徴が良く出ています。
SANSUIが最後まで旧MOSを使用し続けた理由が理解できます。
素晴らしいの一言です。
修理完了です。
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