SANSUI プリメインアンプ AU-α907iMOS LIMITED No.3 修理の様子
故障内容
プロテクション解除せず。
原因
コンデンサー、トランジスター、他の劣化。
処置
オーバーホール修理。
修理期間
12/16〜12/19
パワー部(L)の部品交換。
半田の修正。
パワー部(R)の部品交換。
希少価値の高いMOS(2SJ115・2SK405)が使用されています。
半田の修正。
SWは分解修理します。
セレクターSWの分解修理。
PHONO基板の部品交換と、修理の済んだSW取り付け。
半田の修正。
VR関係は基板より外して洗浄処理します。
ロータリーSWも分解修理します。
内部は真っ黒です。
フラットアンプ部の部品交換。
半田の修正。
トーン基板の部品交換と、修理の済んだVR、SW取り付け。
半田の修正。
電源基板の部品交換。
半田の修正。
保護回路基板の部品交換。
半田の修正。
交換部品です。
歪みの測定です。
Rチャンネルです。
Lチャンネルです。
MOS-FETは、バイポーラトランジスタに比べgmが低い為
静特性は悪く見えますが、実動作状態ではバイポーラと同程度
です。
第2世代MOS(J115/K405)は、入力容量が小さく扱いは難しいですが
音質は、MOSの特徴が良く出ています。
SANSUIが最後まで使用し続けた理由も、理解できます。
第3世代MOS(J200/K1529)は、入力容量が大きく扱いは楽に
なりましたが、MOSらしさも後退してしまいましたね。
試聴して完成です。
修理完了です。
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