AU-α907iMOS LIMITED No.2修理の様子

故障内容

 Phono片チャンネルレベル不良。

原因

 
 コンデンサー、終段トランジスター、他の劣化。

処置

 オーバーホール作業。

修理期間

 6/4〜6/15


 Rチャンネルの歪み波形です。



















 LチャンネルはMOS−FET劣化で歪みが発生しています。又、20Wで
クリップしてしまいます。


















 SWは分解して清掃します。



















 EQアンプのコンデンサー交換。



















 出力リレーの交換。



















 新しいリレーの取付け。



















 半田もすべて修正します。



















 フラットアンプのコンデンサー交換。



















 半田もすべて修正。



















 パワー段のコンデンサー交換。



















 半田もすべて修正します。



















 MOS−FETは音質重視の為、オリジナルのJ115,K405を使用。

*左が新品、右は劣化した物。

 これを代替品(J200、K1529等)で修理してしまいますと、このアンプの
価値は無くなってしまいます。














 新しい素子の取付け中。今回は保全の為、LRすべて新品へ交換。



















 Rチャンネルも同様に修理。



















 トーン回路のコンデンサー交換。



















 半田もすべて修正します。



















 半田の修正が終了しました。



















 交換部品です。



















 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。歪みも取れて正常になりました。

















 Lチャンネルです。こちらも無歪みです。

 終段トランジスターが元気になりましたので、フルパワーでスピーカー
を駆動できます。









 修理完了です。


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