A−820GT 修理の様子
故障内容
音出ない。
原因
パワートランジスターショート。規格外ヒューズ(15A)取付け被害拡大。
処置
オーバーホール修理。
修理期間
9/27〜10/4
パワートランジスターを最新の物へすべて交換。
プリドライバーも焼損しています。
リレー基板のコンデンサー、リレー3個交換。
半田の全修正。
パワーアンプ部の半田修正。
保護回路のコンデンサー交換。
メインヒューズは15Aから正規の5Aに交換。
*大きな値のヒューズへ交換することは、非常に危険です。最悪の場合
発火事故につながります。
今回も被害拡大の原因となっています。
過負荷以外でヒューズ飛ぶ場合は、必ず回路に異常が発生しています。
原因を取り除いて、正規のヒューズを挿入することが重要です。
半田の修正。
イコライザー基板のコンデンサー交換。高級プリアンプ並の優れた回路。
高GmFETをパラで使用し、高S/N比を誇ります。アナログファンには
お勧めのアンプです。
半田もすべて修正。
フロントパネル分解して、VR、SW関係のクリーニングとランプ交換。
半田もすべて修正。
半田の修正。
ファンクションSWの接点洗浄と半田の修正。
クリーニングの済んだパネルとツマミ取付け。
部品交換が終了しました。
交換部品です。
歪みの測定です。
Rチャンネルです。非常にシンプルなリニアスイッチング回路ですが
優秀な特性です。
Lチャンネルです。
正弦波を入れてエージング中。
試聴中。
アナログの音質はとても優れています。
修理完了。
修理実績トップへ |