Aurex プリアンプ SY−88 修理の様子

故障内容

 整備のご依頼。セレクター接触不良。

原因


 部品劣化。接点接触不良。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 平成29年7月22日〜31日


 SW、VR関係は基板より外して分解修理します。



















 接触不良が酷いので、念入りに修理します。


















 VRの洗浄修理。



















 劣化部品の交換と、修理の済んだSW、VR取付け。

 基板が0.3mmの極厚パターンなので、部品交換も大変です。

 又、大量の接着剤が使われていた為、除去にかなりの工数が
掛かりました。














 接着剤除去後、半田もすべて修正。

 大量のメタライズ・フィルムコンデンサーが使用されています。
















 交換部品です。



















 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。ノイズ成分のみです。

















 Lチャンネルです。

 特性には現れませんが、音質はフィルムコンデンサの効果で
非常に優れています。

 アナログファンに自信を持ってお勧め出来る製品です。









 修理完了です。

 


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