Technics レシーバー SA−5500 No.2 修理の様子

故障内容

 盛大なノイズ、チューナー部の感度低下。

原因


 部品劣化、接点接触不良。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 2021年2月16日〜26日


 ボリューム関係は洗浄処理します。



















 トーン基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 トグルスイッチは、すべて分解修理します。



















 メインシャーシーの部品交換。



















 この個体も、バリコン不調で調整効かず。分解修理します。



















 接触不良部の修理。



















 フロントエンドの修理が完了しました。



















 SGにてチューナー部の調整。この個体は、フロントエンドとIFTにも
調整ずれが見られました。


















 交換部品です。



















 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。

















 Lチャンネルです。



















 試聴して完成です。

 この時代は、まだレシーバーが主流でしたので、アンプ部もOCL方式を採用した
本格設計となっています。

 80年代のローコストレシーバーとは、設計コンセプトが全く異なります。

 音質も非常に優れた製品です。





 修理完了です。

 

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