marantz プリメインアンプ 1250 No.6 修理の様子

故障内容

 
音出ない。

原因


 部品劣化。

処置

 オーバーホール修理。

修理期間

 2023年4月29日〜5月4日


 底板には大量の電解液が付着しています。電解液が完全に乾燥していますので
液漏れ発生から、かなりの時間が経過しています。

 このモデルは、フロントパネル裏にも並列接続されたブロックコンデンサがあり
しばらく片肺で動作していた様です。















 破損したブロックコンデンサ。



















 −端子は腐食して外れています。この正負複合型コンデンサは入手困難な為
基板を使用して作成します。


















 製作したコンデンサ基板は、ブロックコンデンサのスペースに
ネジとバンドでしっかり固定します。

 フロントパネル裏のブロックコンデンサ容量もこちらに集約。
(フロントパネル裏のブロックコンデンサは廃止。)















 保護回路基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 メインボリュームの洗浄修理。



















 プッシュスイッチは、すべて分解修理します。



















 フィルターアンプ基板の部品交換と、修理の終了したプッシュスイッチ取付け。



















 半田の修正。



















 セレクタースイッチも、全て分解修理します。



















 修理の終了したセレクタースイッチ取付け。



















 半田の修正。



















 トーンアンプ基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 トーンボリューム(R)の洗浄修理。



















 トーンボリューム(L)の洗浄修理。



















 バランスボリュームの分解修理。



















 RECセレクタースイッチ(1)の分解修理。



















 RECセレクタースイッチ(2)の分解修理。



















 修理の終了したRECセレクタースイッチ取付けと、半田の修正。



















 ボリューム基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 PHONO基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 パワー部(R)の部品交換。



















 半田の修正。



















 パワー部(L)の部品交換。



















 半田の修正。



















 電源基板の部品交換。



















 半田の修正。



















 部品交換が終了しました。



















 交換部品です。



















 歪みの測定です。

 Rチャンネルです。

















 Lチャンネルです。



















 試聴して完成です。












 修理完了です。


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